『「所得税の青色申告承認申請書」を書いてと言われたんだけど、書き方が分からない』
という悩みに、答えていきます。
こんにちは、エイタです。
面倒くさがりなので、いろいろ手放して生きてます。
今回は、「青色申告の申請の紙の不安」を手放していきます。
1.開業届と一緒に出しておく書類
所得税の青色申告承認申請書

開業届と一緒に、「所得税の青色申告承認申請書」という紙も出しておきましょう。
そしたら、“青色申告できる”ようになります。税務署でタダでもらえます。
国税庁のページからPDFをダウンロードもできます。(>こちら)
「出した=青色申告」ではない
所得税の青色申告承認申請書を出したからと言って、必ず青色申告をしなければいけないわけではありません。
出すことによって、青か白か選べるようになります。
逆に、出しておかないと白色申告しか選択できません。
つまり、申請書だけ出しておいて、青色申告できそうなら青色申告を選択。無理そうなら白色申告を選択すれば良いのです。
書くところは、かなり少ない
全部ビッシリ書く必要はありません。必要最低限でOKです。
上半分

①事務所ちかくの税務署
②「自宅=事務所」なら、住所地に☑
※「自宅≠事務所」なら、事業所等に☑して、事務所の住所を記入。そして、②と③の間の欄に、自宅の住所を記入。
③個人事業主の名前、印鑑、生年月日
※印鑑は認印でOKです。
④職業名、会社名を記入
⑤基本「提出の年」を書きます。
例:令和2年1月に提出なら、「令和2年分以降の~」
※ただし、「3月15日より後に出す場合」or「開業日から2ヶ月以上たって出す場合」は、翌年を書くことになります。
○開業は既にしてる。今年から青色申告したい。3月15日までに出した。
○開業して1ヶ月。10月20日に出した
×2年前に開業。今年から青色にしたい。5月25日に出した。
×開業から半年経った。9月30日に出した。
かんたんに言ってしまえば、開業したらなるべく早く提出しましょう。ということです。
下半分

⑥「事業所得」に☑
⑦「無」に☑
⑧開業日を記入
⑨「無」に☑
⑩「複式簿記」に☑
※簿記ができるレベルなら大丈夫です。
11「現金出納帳」「経費帳」「固定資産台帳」「総勘定元帳」「仕訳帳」に☑でOK。
※あとは、他に自分が使いそうなところにチェックすれば良いです。絶対ではなく、「使うかもな〜」ぐらいの感じで良いです。
2.青色申告するには税理士が必要?
税理士は不要
「青色申告=税理士や会計士、行政書士に会計事務を依頼」というイメージが強いかもですね。
でも、税理士は不要です。
会計ソフトに任せる
今は会計ソフトがほぼやってくれます。
ですが、「よく分からないけど」という状態では、不安が残りますよね。そこで個人なオススメは、“簿記3級を勉強しておく”です。
簿記を勉強する
簿記3級レベルがあれば、青色申告可能なようです。
簿記を勉強するなら「フォーサイト」がイチオシです。
実際僕もフォーサイトを利用しました。市販のテキストで3度挫折しました。ですが、フォーサイトでやれば1ヶ月で出来るようになりました。
3.開業届の書き方は?
開業届も書くところは限られてる
開業届も簡単に書けます。
「所得税の青色申告承認申請書」と書き方が似てるので、一緒に書いてしまうことをオススメします。
開業届の書き方
書き方は下記で解説してます。
まとめ
・「所得税の青色申告承認申請書」は全部埋めなくて良い
・開業して2ヶ月以内か、新年始まって3月15日までに出す
・開業届と書き方が似てるので一緒に出す