1.毎日洗濯する人に必要な枚数は3枚
実際に持ち数を3枚ずつにして試してみた
僕は毎日洗濯をするので、3枚でも服に困りませんでした。むしろ常にストックが1セットずつある状態。3枚ずつあれば、余裕を持って生活できたという事です。
僕の持っている服たち(2018.12.2)
・トップス3枚
・アウター3枚
・ズボン3枚
・パンツ3枚
・靴下3つ
・パジャマ用のヒートテック上下3枚ずつ
全く困っていません。洗濯物が乾きにくい冬は3枚ずつがベスト。夏なら2枚ずつでもいける。
そもそもそんなに多くは管理できない
畳んで収納する人は服が増えれば増えるほど、シワになります。
ハンガーにかけて収納する人でも服が増えれば増えるほど、場所をとります。
服が増えれば増えるほど、衣替えが大変です。
服が増えれば増えるほど、全部に目が行き届かず虫食いなどの被害に遭う確率が増えます。
服が増えれば増えるほど、選択肢が増えます。選択肢が増えれば増えるほど、不幸になります。
なぜ不幸になるのかと言うと、
アウター・トップス・ボトムを5着ずつ持っているだけで組み合わせは125通りあります。
この中から毎朝1パターンを選ぶのですから、朝から大変です。時間の無い時はイライラもします。
やっと決めた服で出かけても、外で鏡に映る自分を見て「なんか変。やっぱりあっちの服にしておけば良かった。」と後悔する事も。これを機会損失と言います。これじゃない方を選んでおけば良かった。と選ばなかった事に後悔するのです。
どう組み合わせてもOKな3着を持っている方が幸せなんじゃないかなと思います。
ちなみに、アウター・トップス・ボトムを3着ずつ持っていると27通りです。約1ヵ月毎日違う組み合わせが出来ます。
2.服を残す基準
サイズ感が合う
実際に着てみて「ちょっと大きいんだよね~」「首元が少しキツイな」と思うのであれば、それはあなたの体に合っていません。
このような事をなくすためにも、「コレは自分にピッタリだ!!」と思う服と出会ったら寸法を測ってメモしておくと便利ですよ。
ネットでの買い物でも失敗が減りますし、外での買い物でも試着する手間が省けます。
ちょっと面倒な「ひと手間」が、後に毎回感じる「めんどくさっ」を無くしてくれるのです。
究極の面倒くさがりこそ最初の「ひと手間」を大事にしましょう。
空き巣に盗まれても、もう一回買う
今からお話する風景を想像してみてください。
今日仕事が終わり、家に帰ると空き巣に入られていました。色んな箇所が荒らされ、沢山の物が盗まれていました。クローゼットも空です。
「ハァ。盗まれた服を買いなおそう。。。」そう言ってあなたは買い物に出かけました。
さて。あなたのクローゼットに入っていた服を全て買い戻す事はできましたか?
盗まれる前のあなたは全て必要だと思って所持していたはずです。もう1度お金を払ってでも手に入れるでしょうし、買い忘れは無いはずですよね?
と、言う問いに自信が無い方は服を持ちすぎている証拠で、服を管理できていないという事です。
忘れられている服は不要な服だということが分かります。
覚えているのにあえて買わなかった服は、実は気に入っていなかったということが分かります。
着ていてテンションが上がる
僕の大学生の頃の友達が「自分が着てみて自信が持てる服しか着ない」と言っていました。
当時は何言ってんだコイツと思っていましたが、今なら意味が分かります。
・長年着ていてヨレヨレで伸びきった服
・安かったから買ったけど、流行りが過ぎていてダサい
・在庫が無く、妥協して買った自分に似合わない色の服
逆にこのような自信のなくなる服は着たくないですよね?
全身鏡を着て「おっ、今日の自分キマッてんな」という服を毎日着たいじゃないですか。
だから妥協して服を買ったり、適当に服を買わない事ですね。
念入りに選んでしっくりくる物と出会えるまで待ちましょう。
そんな1着は毎日自分に自信を与えてくれますし、自分も大切に接するはずです。
3.不要な服
都会に行けない服
僕は田舎生まれ、田舎育ちの人間です。
たまの休日に「博多に行こうよ!(僕の地元九州では圧倒的都会)」と言うと、「え、じゃあ着替えるから待って。」という会話がよくあります。
僕の意見はこうです。
・都会に行けないような服を持つな
・田舎だからと言って適当な服で済ますな
都会に着て行ける服は田舎でも着る事ができるわけですよ。対して、田舎でしか着る事ができない服は田舎でしか着れないわけですよ。田舎仕様の服ってコスパ悪くないですか?
コンビニや近くのスーパーに行くのに、ジャージやパジャマで行く事が田舎に安心して手を抜いているようで嫌ですね。田舎だからと油断するな!だから田舎はバカにされるんだ!と思ってしまいます。
毛玉・ヨレ・色あせ・シミ
どれだけ内面が良い人でも、服がヨレヨレだったり、毛玉だらけの服を着ていると引きます。たったそれだけで尊敬できなくなります。
身なりにボロが出ている人は自己管理がずさんなのかな?どこかでボロが出そうだなという印象です。
毛玉が出来るほどお気に入りの服なのであれば、もう一度同じ物を買いましょう。
毛玉が出来たまま着ていて失っている信用よりも、買い直す金額の方が圧倒的に安いはずです。
着ていて鏡を見る度に「う~ん」
「(なんかキマらないな~)」と思った服は手放すサインです。
本当はキマらない理由を調べる事が出来ればベストですが。
例えば、
・俺はエリがある服が似合わないんだ!
・私は細身のトップスよりオーバーサイズのほうが似合うな
失敗した服の代金は勉強代と思って、次に失敗しないように理由を知っておくだけでムダや二度手間が無くなります。そして一番の資産である時間を手に入れる事ができます。
4.処分のパータン3つ
①その日中に床拭きをして捨てる
「今度ぞうきんにするから」と言って放置するのはやめてください。数日後にその服を見た時に、「まだ着れるし…」と元に戻してしまいがちだからです。要らないと判断した服が、数日間で必要な服へと変身する事はありません。潔く、不要と決めた日に床拭きでもして捨てましょう。
床も綺麗になるし、コスパは最強です。
②メルカリや古着屋で売る
僕はメルカリで400点以上売ってきましたが、簡単に売れます。発送も簡単です。よく人から「めんどくさそうだからヤル気にならない」と言われます。これに対して「実際にやってみて、合わなければ辞めれば?」と思います。
「面倒くさそう」と言う人に限って以下のループにはまりがちです。
メルカリとか面倒くさそう。私無理。
↓
古着屋に持って行ってみるけど1着30円にしかならずガッカリ。
↓
売るのもバカバカしくなって、捨てても一緒じゃんと思って捨てる事に。意外と捨てる服が多くて、市の500円ゴミ袋が大量に必要。
↓
捨てるのにお金がかかるのがモッタイナイ。友人や親戚にあげよう!という事で家に置いておくことに。なかなか実行されず放置されたまま。
服たちがやっとこさ誰かの手に渡ったところで、その人たちは本当に喜んでいるのでしょうか?あなたにとって不要だった服たちは、誰かに渡っても不要である事が多いです。メルカリは別ですよ。あれは欲しいと思う人が買うので。
一応もらった側の人の声も書いておきますね。
・〇〇さんから服をもらったんだけど、全然好みじゃない系統ばっかり。どうしよう…
・もらったからには着ているところを見せないと悪いよな。仕方ない、嫌だけど今日着て行くか…
・大量にくれたけど場所を取ってしょうがない。捨てたいけどバレたら気まずいしなぁ…
・1度もらったら次が断りにくい。またくれるって言ってるし…
もらう人の気持ちも知ってあげましょう。
③欲しいと言っている人にあげる・寄付
とは言っても、本当に欲しいと思っている人もいる。
実際に家に来てもらって、不要な服の中から気に入った物をもらってもらいましょう。
身近な人が喜んでくれると嬉しいですしね。
また、団体等に寄付するのも良いですよね。
まとめ.自分の手元に残す物はこだわってください
「こだわりなんか特にないし」とチャチャを入れた方、
嫌いな物、妥協した物より好きな物を着たいじゃないですか?
クローゼットをあけて全然好みじゃない、ヨレヨレの服が並んでいるより
着てテンションが上がる、手触りもサイズ感も自分好みの服が並んでいる方が良くないですか?
この服のここが好きと語れるぐらいの物を探して手に入れて、大切にしてください。
物を大切にするという事はそれを着る自分を大切にするという事です。
加えて、キマっている自分と歩く恋人や奥さん(旦那さん)を大切にするという事です。
自分の印象も上げて、一緒に歩く人の顔も立てる事ができる。そんな服を手に入れるよう、意識してみてくださいね。