『楽天銀行で個人事業主用(屋号入り)の口座を作りたいんだけど、作る前に知ってた方が良いこととかある?』
という声に、答えていきます。
こんにちは、エイタです。
面倒くさがりなので、手放して生きてます。
今回は、「楽天銀行・屋号入り口座の疑問」を手放していきます。
※楽天銀行(個人口座)ではありません。
1.口座をつくる時の注意3つ
①時間がかかる
楽天銀行の個人事業主用口座は、作るのになかなか時間がかかります。
1ヶ月ぐらいは見てた方が良いです。
②個人の口座がないとつくれない
なんと、個人事業主用(屋号入り)口座は、楽天銀行の個人口座を持ってないとつくれません。
つまり、「個人事業主用口座だけを作ることはできない」という訳です。
あらかじめ個人口座を持ってた人は良いですが、持ってない人は、まず個人口座をつくるとこから始めなきゃいけません。
③分かりづらくて面倒くさい
申し込みから設定まで、何かと手間がかかります。
それに、正直わかりづらいです。
これは格安SIMと一緒で、普段から検索するクセがない人は、難しいと感じるかもです。
一応、下記で解説してます。
2.口座を使うときの注意点2つ
①freeeと自動同期ができない
「freeeと楽天銀行(個人事業主用)を同期させよう」って人が多いと思うのですが、なんと、同期できません。(今のところは。)
正確には、ひと手間かけて同期する方法ならあるのですが、従来の「自動同期」と比べると面倒くさいです。
これはなかなか、裏切られた気分になります。
詳しくは以下で解説してます。
②個人事業主用の口座はアプリなし
楽天銀行(個人)のアプリはあるのですが、楽天銀行(個人事業主)のアプリがありません。
なので、ネット上で残高照会や振込をする場合、毎回ブックマークしたページからログインすることになります。ちょっと手間です。
※楽天銀行アプリ for Businessというアプリがあり、「これでは?」と思うのですが違います。このアプリでは、残高は見れませんし、振込もできません。
3.カードをつくる時の注意点4つ

①2枚持ちの必要があるかも
楽天銀行(個人事業主用)のカードは、2種類あります。
・キャッシュカード
・デビットカード(JCB)
です。
それぞれどんなことができるかというと、
【キャッシュカード】
・ATMからお金が入れられる
・ATMからお金が出せる
・ATMで残高が見れる
・ネットで残高が見れる
・ネットで振込ができる
デビットカード
・ネットで残高が見れる
・ネットで振込ができる
・カードで支払える
・利用金額の1%がキャッシュバック
つまり、「現金の出し入れをするならキャッシュカード」を、「カード払いがしたいならデビットカード」を作らなきゃいけません。
個人のカード同様に、1枚にまとめてくれたら良いのですが…。
という訳で、使い方によっては、2枚持ちしなきゃいけなくなりそうです。
(プチ情報)
「キャッシュカード作らなくて良い方法」もあります。デビットカードだけ作っておいて、お金の出し入れは、個人口座を通して行うのです。
つまり、
現金をATMから個人口座に入れる
↓
個人口座から、
個人事業主用の口座に振込
という感じです。お金を引き出す時は、逆をすれば良いです。
まぁひと手間かかりますが、1つの策ではあります。
②お金がかかる
2枚持ちというわけなので、お金も2枚分かかります。具体的には以下の感じです。
・キャッシュカード:初回1,100円
・デビットカード:年会費1,100円
キャッシュカードは最初だけなので、2年目からはデビットカードの年会費だけになります。
③ガソリン代が特殊
カードで支払う場合、ガソリン代は注意が必要です。
注意事項は以下の2点です。
・口座に1万円以上入ってないと使えない
・引き落としに時間がかかる
デビットカードは基本、「使ったらすぐ引き落とされる」なのですが、ガソリン代は違います。後払いです。
なので、1万円以上ないとガソリンを入れられない。そして、引き落としは後日なので、残高不足にならないよう注意が必要です。

ガソリンを入れる場合は、下記で紹介したカードがオススメです。無料です。
④高速道路料金が支払えない
個人事業主用の屋号入りデビットカード(JCB)では、高速道路料金が払えませんでした。
先のガソリンといい、屋号入りデビットカードは、車関係の支払いに弱いです。
※個人口座のベーシックデビットカードvisaなら両方できます。
まとめ
・楽天銀行の屋号入り口座は、①時間かかる②個人口座が必要③取得までに手間がかかる④freeeと同期できない⑤アプリがない⑥カードが2枚必要⑦お金がかかる⑧ガソリンは後払い⑨高速道路料金払えない
・かなりぶっちゃけると、ほぼメリットないです
・どうしても屋号入り口座が欲しい場合以外は、個人口座を経費用とかに使った方が良さそうです。