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【なぜ?】サンポールでサビ取りをしてはいけない理由【公式からも注意が…】

困りごと

『サンポールでサビ取りしちゃいけないの??』

という疑問に、答えていきます。

こんにちは、孤独なラシーン乗りのエイタです。

今回は、「サンポールでのサビ取りの危険性」についてまとめていきます。

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1.サンポールでサビは取れる(事実)

数時間浸けるだけ

サビはサンポールに浸けることで取ることができます。

これは事実です。
「サンポール サビ取り」でググってみてください。たくさん画像や動画が出てきます。

その多くで3つの注意点が書かれています。

【サンポールでサビを取る注意点】
 ・水洗いすること
 ・中和すること
 ・長く浸けすぎないこと

これを説明するために、まずは「サビ取りの流れ」を紹介します。

サンポールでのサビ取りは、以下の3ステップです。

【サンポールでサビを取る手順】
 ①サンポールに浸ける
 ②サビが落ちたら水洗いする
 ➂重曹水などに浸けて中和する

サンポールに浸けた後、そのまま重曹水に浸けてはいけない理由は、「まぜるな危険」だからです。

難しいことは分かりませんが、有毒なガスが出る(?)かもなのでサンポール漬け後は、しっかり水洗いした方がよいです。

水洗いが終わると、すぐに中和する必要があります。なぜなら、「また錆びる」からです。

サンポールは強酸で、そのまま放置しているとまたすぐに錆びてしまうため、重曹水などのアルカリ性のもので中和した方が良いです。

そして長く浸け過ぎも注意とのことです。なぜなら「金属が痛む」からです。ここが今回の話のポイントになるので、詳しくは後述します。

ネオナイスでも

プチ情報ですが、サンポールに似ている100均のネオナイスでもサビは取れます。(※過去に自分で試しました。↓)

ただ、これだけ紹介しておいてなんですが、

『サンポールなどでサビを取るのはやめた方が良い』みたいです。


このことについて調べてきましたので、まとめていきます。

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2.サンポールでサビを取ってはいけない理由

①変色

ステンレスは酸性の液がつくと黒く変色するようです。これを「酸焼け」と言ったりするそうです。

こちらで黒く変色してしまったシンクの写真が見れます。

まぁとはいえ、「ネジが黒くなろうが関係ない」「錆びているより全然良い」と思う方もいると思うので、次を見てください。

②溶ける

酸は鉄を溶かすようです。

ただ僕は理科が大の苦手だったので、「本当に溶けるの?」と疑問に思い、少し調べてみました。

NHKの実験

こちらは酸性の水溶液に「アルミニウム・鉄・銅」を入れて溶けるのかどうかを見る実験です。

真ん中が鉄です。↓

画像:NHK for School

鉄、溶けてます……。

こちらの実験ではpH0.23の強酸を使っており、サンポールがpH1程らしいので、同じような結果になると思って良いのではないでしょうか。

※pH(ペーハー)の値は一般的に0~14におさまり、数字が小さいほど強い酸性を、数字が大きいほど強いアルカリ性を示すようです。

小学生の理科の実験

次が小学6年生の理科のテキストです。(というか小6で習っていたのですね…)

塩酸に色んな金属を入れて、変化を見ています。

先のNHKの実験でもあった通り、やはりアルミニウムはどんどん溶けるようですが、鉄のくぎも間違いなく溶けています

イラストを見る感じ、確実に「細く」「小さく」なっています。

これを見ても、「ま、まぁ早めにサンポールから引きあげたら大丈夫でしょ…」と思う方もいると思います。そんな方は次をご覧ください。

➂危ない

溶けることによって素材が薄くなり、隙間が生まれ、強度がなくなったりすることがあると思います。

ボルトやナットなどがそうなると、きちんと固定できなくて落ちてしまい、ケガをしたり事故に繋がる可能性もあると思います。

明らかなサイズダウンがなくてパッと見は大丈夫そうに見えても、実は中身がもろくなっていることがあるみたいです。

ですので見た目ばかりを追い求め、先の危険性を考えないのは危ないと思いました。なので特に重要パーツには使用を控えた方が良さそうです。

これでも納得いかない方は、最後「公式からのメッセージ」を見て判断してください。

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3.公式でもNGが出ている

『 使えないもの:金属 』

サンポールを販売しているKINCHOさんの公式ページを見ると、しっかり「金属には使えない」と書いています。↓

画像:KINCHO公式

やはり金属にサンポールをかけると、

・変色
・溶かす

ようです。

こんな警告も出てきました。↓

近年、サンポールを用途外の目的で使用している動画や記事などがWEB上で見られます。

これは、タイルや樹脂、金属・大理石等の素材をいためたり変質する可能性もある間違った使用法です。

当社では推奨できないばかりか、安全性も保障できません
絶対に真似をされないようにお願いします。

引用:KINCHO公式

“絶対に”と書いているので、本当にやめた方がよさそうです。

サンポール以外でサビを取る方法は?

サビ取り剤を使うことになります。

安めのおすすめサビ取り剤防錆剤をこちらでまとめております。↓

ホームセンターとAmazonの価格比較もしているので、良かったら参考にしてみてください。

実際サビ取り剤を使って比較してみました。↓

もしもやるなら…

ここまで読んでも、「どうしてもサンポールでサビを落としたい」のであれば、

きちんと機能しなくても危なくない物(例えば置いて飾る用の物とか)なら、最悪使っていいのかなと思います。

やはりサンポールのサビを取る力はすごいので、ゴシゴシ擦ることを考えたら、あの力を使いたくなりますよね。

とはいえ、使うかの判断はしっかり考えてお願いします。僕もこの記事を書く事ですごく勉強になったので、以後気を付けます。

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まとめ

・サンポールに浸けるだけで酷いサビもしっかり落ちる
・ただ、サンポールは鉄を溶かしたり痛めたりする
・だから重要パーツには特に使用しない方がよい