こんにちは。
エイタという名前で、YouTubeに動画をアップしている者です。
僕は「旅行」が好きでした。
ですがある日、コロナで旅行ができなくなりました。
そんな時にハマっていたのが、Googleマップのストリートビューで旅をする(した気分になる)ことでした!
そんな時に見つけた場所に、やっと行けたのでご紹介しようと思います!
今回は、
「お糸の池」ってどんなところ?絶滅危惧植物があるって本当??
という疑問に、答えていきます。
1.「お糸の池」とは?
福岡県北九州市小倉南区呼野にある池
「お糸の池」とは、北九州市小倉南区呼野(よぶの)にある池です。
「ふ~ん」
って感じですよね。(笑)
普通そうだと思います。
ですがこの池、ただの池ではないんです。
ただの池ではない
お糸の池、どんな池かと言いますと、日本で数少ない“絶滅危惧植物である「ガシャモク」の自生地”なのです。
その数なんと、たったの2箇所。
青森県つがる市と、北九州市のみのようです。
ガシャモクのモクとは「水草」のことらしく、“ガシャガシャと沢山はえていた水草(モク)”ということで「ガシャモク」になったそうです。
花をネットで調べて見てみたのですが、「ツクシ+カスミソウ」みたいな見た目だと思いました。
ちなみにガシャモクの花言葉は、『清らかな心』とのことなので、「この池とガシャモクを見ながら心を清めよう」そう思っていました。
ですが…、
2.実際に「お糸の池」に行ってみた!
2023年12月(吹雪の日)
2023年12月の、吹雪の日。
ようやく重い腰をあげて「お糸の池」に向かいました。徒歩で。
「近くなんだし、コロナ関係なくすぐ行けたでしょ!」と思われるかもですが、Googleマップで見たところ車では行けそうにないと思っていたので、なかなか行けていませんでした。
ですが、実際は車でも入っていけそうでした。
ちょうどこの車が止まっているところまで入っていけそうでした。(ただ、私有地だったりする?かもなので、もし近くに人が居たら停めて良いか確認してみてください。)
詳しい場所は動画でご確認ください。
レビューで、“透明度が高くて美しい”とありましたし、吹雪の中7~8キロ歩いたので、「ようやく見ることができる~!」とワクワクしながら、池のある場所まで登っていきました。
するとそこには…、
えっ…嘘でしょ
カラッポの池が広がっていたのです。
ガシャモクどころか、水さえありません。
この池をストリートビューで見つけたあの日から、恐らく2年近く経っており、その分の期待が乗っていたからこそ衝撃が大きく、開いた口が塞がりませんでした。
(※追記)
視聴者さんに教えていただいたのですが、現在お糸の池は水質改善のために、50年ぶりに水抜きがされているそうです。ということは、とても貴重な姿が見られたということになります。ションボリしていましたが、またキレイな池が見れるのだと嬉しい気持ちになりました。
見どころは他にも
ガシャモク資料館
池の周りを半周ほどすれば、ガシャモク資料館にたどり着けます。
ただ、施錠されており入ることはできませんでした。
ウッドデッキ
そのガシャモク資料館の裏にウッドデッキが付いていました。
ここから池を眺めたら最高だと思う。
岩の上の鳥居
そんな目線の先にあるのが、大きな岩と、その上にちょこんと乗っている可愛い鳥居。
小さな橋
池の中に小さな島があり、その島に渡るための、小さな橋がありました。
奉献御神殿
その小さな橋を渡った先に御神殿がありました。
他にもお地蔵様もいらっしゃいました。詳しくは動画でご確認ください。
今回は池の水がありませんでしたが、水源から水は流れていっていました。ですので、また別の機会にリベンジしたいと思います。
次こそはキレイな池と、ガシャモクを見に行くぞ!!
と、こんな感じでお糸の池を紹介してきましたが、最後に“なぜ「お糸の池」という名前なのか?”について触れて終わりにしようと思います。
3.「お糸の池」名前の由来は?
14歳の少女が人柱になったから
この池の名前の由来は、「お糸さん」という方がこの池のために人柱になったからです。
そもそもこの池がなぜ作られたのかですが、この辺りは昔から田畑を潤すのに必要な水が足りず、かんばつに襲われることがたびたびあったことから、村人がため池を作ることにしたそうです。
ですがその工事が難しく、何度も決壊しては造り直していたそうです。そこで人柱になりますと言ったのが、14歳の少女「お糸さん」だったそうです。
なのでお糸さんのお墓もこの池の入り口にありました。
そんなお糸さんのおかげで、その後堤防が決壊することはなかったそうです。
お糸まつり(花火もあがる)
そのお糸さんを供養するために、人柱になった8月24日(8月の第4週土曜日という情報もあったので、事前にご確認ください。)に、「お糸まつり」を行っているそうです。
▶北九州市ホームページ「お糸まつりについて」
まとめ
・お糸の池とは、福岡県北九州市小倉南区呼野にある池
・ガシャモクという絶滅危惧植物が自生している貴重な場所
・池をつくるために、14歳のお糸さんが人柱になった