【日産ラシーン】社外リアゲートダンパーの交換方法【必要工具や手順は?】

日産ラシーン

こんにちは、孤独なラシーン乗りのエイタです。

今回は、

ラシーンのリアゲートダンパーを交換したいんだけど、どんな工具が必要?難しい?

という疑問に、答えていきます。

1.日産ラシーンのリアゲートダンパーを社外品に交換しました

使用したダンパーは?

「ラシーンに適合する」ということで売られていた、Amazonで✩3.7の社外品を選びました。

色はいろいろありましたが、僕は1番安い黒(ノーマル)にしました。

手順を動画で確認する

手順について、動画でも解説しています。

「文字より映像派」の方はこちらからどうぞ。↓

必要な工具は?

ダンパー交換に必要な工具ですが、

・10mmのソケットレンチ
・12mmのスパナ

があれば外すことができます。

ダンパー交換に必要な工具

ただ、僕のラシーン君は、サビでナットの角が削れていて、カチャカチャタイプのソケットレンチが空回りするアクシデントがあったので、100均で昔購入していたソケットレンチ(青)も使用しました。

これだとなぜか回りました。

ただしこれは日産ラシーンの場合でして、車種によっては「マイナスドライバー」が必要だったりするので、作業前にしっかり確認をお願いいたします。

(僕の弟の車はマイナスドライバータイプでしたし、取扱説明書もマイナスドライバーを使用する例しか載っていなかったので、恐らくそちらの方がメジャーなのだと思います。)

2.交換手順

①ハッチを開けて、突っ張り棒をする

まずは作業中にハッチが頭に落ちてこないように、突っ張り棒をします。

写真には写っていませんが、しっかり地面と突っ張っています。↓

「突っ張り棒なんかせず、片手で支えて片手で作業すれば…」とも思いましたが、ラシーンの留め具たちはどれもサビッサビで、時間も力も必要でしたので、やはり突っ張り棒をして正解でした。

それに突っ張り棒した方が「安全」ですしね。

※この後のダンパー外しの工程ですが、1本外して1本付けるのではなく、両方外してから取付を行ってくださいとのことでした。ですので、途中で”全くの支えの無い状態”になります。そう考えると、やはり「突っ張り棒は必須」だと思います。

②上(ハッチ側)のボルト1つを12mmのスパナで外す

ハッチ側はこんな感じで付いているので、

ここに12mmのスパナをかけて回して外します。

「モンキー」でも外せるかなと思ったのですが、ダンパーやハッチと干渉して無理でした。

外すとこんなボルトが出てきます。

10mmのスパナしか持っていなかったので、12mmのスパナをダイソーで購入しました。いつもお世話になります。

③下(ボディ側)のナット2つを10mmソケットレンチで外す

次にボディ側のナットを外して行きます。

10mmのソケットレンチで外せるナットが、「左右2つ」ずつ付いています。

ナットが物凄く錆びていたので、ラスペネという「潤滑剤」を吹いてから回しました。

ラスペネは大変優秀なのですが、その分高級なので、よっぽどのサビでない限り「5-56」で良いかなと思います。

なんなら100均にもあったりします。(性能は分かりませんが、写真はセリアの商品です。)

ナットですが、シーリング(?)のような物で固定されていました。これを除去するためと、ナット下のサビ処理をするために、シリコンオフを吹いて拭きました。

シーリングのような物は、シリコンオフをかけると、ぽろぽろとゼリーのようになって取れました。

シリコンオフで脱脂をした後に、「錆転換剤」を塗りました。

錆転換剤はサビを黒く変化させて、それ以上サビないように「防錆するもの」です。たぶん。黒くなるのが欠点ですが、今回のように「どうせ見えなくなる箇所」には最適なアイテムです。

こちらの商品だと、ハケで塗って乾かすだけなので簡単です。

④社外品を下から付ける

古い純正品が取れましたら、次は新しい社外品を取り付けていきます。

上→下の順で外したので、下→上の順で取り付けていきます。

この時、先ほどまで付いていたナットを使うのではなく、この機会に「新しいナットに交換」した方が良いかもしれません。

というのも、1度も交換されていなければ、恐らくナットは「サビサビ」だと思うからです。

「新しいナットがダンパーに付属されていないのか?」ですが、僕が購入した社外品には、替えのナットは付いていませんでした。

ナットとワッシャーそれぞれを、組み合わせて付けても良いと思いますが、もともとが「ナットとワッシャーが一体になった物」が付いていたので、そちらの方が良いかもです。

例えばこんなやつです。↓

サイズはM6(スパナサイズ10mm)です。左右どちらも交換するのでしたら、4個必要です。

⑤上を付ける

下を取り付けたら、次は上を取り付けます。

上はダンパーとボルトが一体になっているので、別で用意する必要はありませんでした。

↑こちらは交換前の純正品の写真ですが、社外品も同じようにボルトが一体になっていました。

もしもボルト穴が合わなければ、上の黒い丸い部分を左右に回すと、長さを調整することができます。(僕はこのことを忘れており、ハッチを少しだけ上げて付けました……。)

取り付けができたら、本締めをする前に「動作確認」をした方が良いと思います。数回開け閉めをして、異音だったり、ガタつき、開閉できない、ダンパーが効いてないなどの問題がなければ、本締めをして完成です。

僕は1発でいけました。社外品は問題の物もあったりするようですが、今回買ったこちらは大丈夫でした。動きもスムーズですし、変な音もしません

今のところ、とても快適です。

同じ物を買ったからと言って、必ず大丈夫という訳ではないですが、こちら1年保証もついておりますので、とりあえず買って使ってみるのも手かなと思います。

僕も今後異常がありましたら、またYouTubeにアップしようと思います。よかったらチャンネル登録をして、その日を待っていただけると嬉しいです。(とはいえ何もないのが1番なんですけどね)

『孤独なラシーン乗りエイタ』のYouTubeチャンネル

まとめ

・ラシーンのダンパー交換に必要な工具は、10mmソケットレンチと12mmスパナ
・他にあった方が良い物は、突っ張り棒、M6ナット、潤滑剤、シリコンオフ、錆転換剤
・Amazonで評価まぁまぁの社外品に交換したけど、何も問題はなかった。金額は6,900円。ダンパー専門店さんの7割ほどの値段。