【個人事業主】freeeでの帳簿の付け方は?使い方は?【方法は3つ】

ミニマリスト

freeeってのを入れてみたんだけど、使い方が分からない!!どうやって帳簿をつけるの?それぞれの言葉の意味とかも分からないから教えて!!

という悩みに、答えていきます。

こんにちは、エイタです。
面倒くさがりなので、手放して生きてます。

今回は、「freee操作不明」を手放していきます。

1.freeeで帳簿を付ける方法

やり方は3種類ある

freeeで帳簿を付ける方法は、以下の3種類です。

①完全手入力
②レシート撮影
③完全同期

※上記3つは「分かりやすいように」と、僕が勝手につけた名前です。

これらの付け方を紹介していきます。

・・・と、その前に。
帳簿の必須項目だけ先に、頭に入れておいてください。

必須項目とは?

どの方法で帳簿をつけても、以下の「4つ」は必須です。

・日付
・金額
・勘定科目
・支払い方法

「レシート撮影だから、支払い方法を埋めなくて良い」だとか、「完全同期だから、日付は入れなくて良い」などのルールはありません。

お待たせしました。それでは、使い方を紹介していきます。

※勘定科目:何にお金を使ったかを記録する項目

2.実際に帳簿をつけてみる

それぞれの特徴は?

・完全手入力:全て手で打つ

・レシート撮影:
スマホで、レシートや領収書を撮影。
解析後、間違ってるところを手直し。

・完全同期:
銀行口座やクレジットカードを登録。
反映後、間違ってるところを手直し。

このブログはスマホから見てくださる方が大半なので、freeeのスマホアプリの画面を使って解説していきます。

完全手入力の操作方法

freeeのホーム画面を開く。

右下の「+」を押す。

「取引の登録」を押す。

必須項目の上4つを埋める。
※金額・勘定科目・日付・支払い方法

「取引先」以下は任意なので、空欄でもOKです。

「登録」で終わりです。

※収入の場合は、「支出」と書いているボタンをおせば、収入に変わります。

レシート撮影の操作方法

freeeのホーム画面を開く。

右下の「+」を押す。

「レシートの撮影」を押す。

撮影

右上の「アップロード」を押す。

「取引登録」を押す。

自動入力される。
※レシートが解析され、水色の部分が自動で入力されます。間違っていれば、手動で変更してください。


1番下の「登録」を押して、終わりです。

完全同期の操作方法

freeeのホーム画面を開く。

左上の「≡」を押す。


出てきたメニューの「口座一覧」を押す。


口座一覧のページの右下にある「+」を押す。

検索する

「オンラインサービスと同期する」を押す。


口座の情報を入力する。


自動で明細を取得する期間を入力。
「口座を保存する」を押す。


同期が終わり。

左上の「≡」から、「自動で経理」を押す。
勘定科目を入れる。
「登録」を押して終わりです。

※もしプライベートな会計だったら、「プライベート」ボタンを押す事で、帳簿から外すことができます。

勝手に10%とか入ったけど?

ここまでサクサク順調に行ってても、

「税区分という項目に、『課税仕入10%』とか選択されてんだけど、これは?」

と思う人続出かなと。

そこで税区分について説明していきます。

税区分について

「税区分」という項目を開くと、いろいろ選択肢があります。

それらから%を外すと、以下の6個にまとめられます。

・課税売上
・課対仕入(課税対象仕入の略)
・対象外
・不課税
・非課売上
・非課仕入

これらを更にまとめると、以下の3つに分類できます。

・課税取引
・非課税取引
・不課税取引


※対象外は、金融機関によって、”金額が0円の明細が同期される”ことがあり、その時に使う項目なので「ふ~ん」ぐらいの解釈で良いです。

この3つは、「この取引って消費税かかってんの?かかってないの?それとも、それ以外なの?」ということを聞いているのです。

具体例を挙げると以下の感じです。

課税取引
・国内の店舗での物品購入
・国内のサービスの利用料支払

非課税取引
・土地の譲渡、貸付
・住宅の貸付
・金券の譲渡
・社会保険診療

不課税取引
・海外での取引
・給料の支払
・寄付金

多分、だいたいの会社のほとんどの取引が、「課税取引」になると思います。

課税売上か課対仕入

という訳で、「課税売上」と「課対仕入(課税対象仕入)」を使うことがほとんだと思います。

おおまかな分け方をすると、「時期」と「収入or支出」で判断する感じです。

・課税売上10%:2019年10月1日以降の収入
・課税売上8%(軽):2019年10月1日以降の収入で軽減税率の対象のもの
・課税売上8%:2014年4月1日~2019年9月30日までの収入
・課税売上:5%の時期の収入(2014年3月31日以前)

・課対仕入10%:2019年10月1日以降の支出
・課対仕入8%(軽):2019年10月1日以降の支出で軽減税率の対象のもの
・課対仕入8%:2014年4月1日~2019年9月30日までの支出
・課対仕入:5%の時期の支出(2014年3月31日以前)

これから帳簿をつけていく人は、主に「10%」と「8%(軽)」を使っていくと思います。

なぜ税区分なんかしなきゃいけないのか?

そもそもなぜこんなことをするのかと言うと、「消費税申告」のためです。


会計freeeでは、日々の記帳時に正しく消費税区分を設定しておけば、消費税額が自動計算された消費税申告書が作成されます。

freeeの「消費税申告」より

つまり、『ちゃんと税区分さえ分けてくれてれば、消費税の計算をfreeeが自動でやるよ』ってことです。

消費税の申告については、こちらの記事がめちゃ分かりやすいです。(>5分で分かる消費税申告と計算方法!)


3.4項目以外は埋めなくて良いの?

残りはタグ

必須項目でも税区分でもない項目は、全て「タグ」です。

埋めた方が何かと便利

このタグは埋めておくと良いです。
「それぞれの項目別で数字を見たい時」「項目別で見比べたい時」なんかに、超便利だからです。

例えば「水道光熱費10,000円」と言っても、
内訳は、
・水道代2,000円
・ガス代4,000円
・電気代4,000円
なんかに分かれてたりしますよね。

例えば「地代家賃200,000円」と言っても、
内訳は、
・事務所:50,000円
・店舗A:80,000円
・店舗B:70,000円
なんかに分かれてたりしますよね。

○○費が大分類だとすれば、
小分類としてタグをつけておくことによって、
1年間の集計を取った時とかに、
「ガス代だけでいくらかかったのか?」
「店舗Bの家賃はいくらかかったのか?」
がfreee様の力で表やグラフになって分かるのです。

だから余力があれば一緒に入力していってみてください。

それぞれの項目の使い方は?

・取引先:取引をした相手の名前
・品 目:どんな商品・サービスか
・部 門:○○部門や△△支店
・メモタグ:目印
・税区分:
・備 考:自由なメモ欄

という感じです。
最後に1例を挙げて終わりにします。

(例)2月1日に、エネオスで3,000円分のガソリンを、現金で入れた。
・金額:支出3,000円
・勘定科目:車両費
・発生日:2月1日
・支払い方法:現金
・取引先:エネオス
・メモタグ:ガソリン代
・税区分:課税仕入10%

最後まで見ていただきありがとうございました。

まとめ

freeeの帳簿の付け方は3種類
①完全手動②レシート撮影③完全同期
・帳簿は「金額・科目・日付・支払い方法」必須
・完全同期を目指すと楽
・税区分は入力しておけば消費税の申告が楽
・タグも入力しておけば数字の分析ができる

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