『宅建の試験で「5点免除」ってのがあるらしいんだけど、それって何?どうやったらそれが使えるの!?ぶっちゃけそれってお得なの?』
という悩みに、答えていきます。
こんにちは、エイタです。
面倒くさがりなので、いろいろ手放して生きてます。
今回は、「宅建の5点免除のナゾ」を手放していきます。
1.宅建の「5点免除」とは?
最初から5点ゲットできる制度
実は宅建には、「5点免除の裏技」があります。
その裏技を使えば、最初から5点ゲットできます。
例えば、
・通常:50問中35点で合格
・裏技:45問中30点で合格
こんな感じです。
5点免除=宅建登録講習を受ける

5点をゲットする方法は、「宅建登録講習を受ける」です。
宅建登録講習は、チョット講義を聞けば良いだけではありません。
具体的な流れは、以下の感じです。
通信講習(1~2ヶ月間)
↓
通学講習(1~2日間)
↓
修了試験(1時間)
この最後の修了試験に合格すると、本試験が5点免除されます。
※ただし、5点免除の有効期間は「合格から3年以内」。
講習を受けるための条件は1つだけ
講習を受けるための条件はたった1つで、「(講習が終わるまで)宅建業で働いていること」です。
宅建業で働いているのであれば、正社員・パート・アルバイト、どれでもOKです。
つまり、宅建業で働く人なら誰でも講習が受けられます。講習の最後の試験に合格したら、本番の試験は5点免除してもらえます。という訳です。
まとめると、トータルの流れは、
宅建業で働く
↓
宅建登録講習を受ける
↓
修了試験に合格する
↓
5点免除で宅建の本試験が受けられる
という感じです。
これが”宅建の5点免除“というやつです。
2.5点免除はお得なのか?

○合格率が5%もアップする
5点免除の威力はというと、5点免除をしてもらった人と、してもらわなかった人では、合格率が5%ほど違います。
具体的には以下の感じです。
一般の受験者
・2016年 合格率14.1%
・2017年 合格率14.3%
・2018年 合格率14.1%
5点免除の受験者
・2016年 合格率20.0%
・2017年 合格率19.9%
・2018年 合格率20.6%
たった5%と思うかもですが、1000人受ければ50人違います。1万人受ければ500人の差になります。合格率15%と言われる宅建が、5点免除するだけで合格率20%の試験に生まれ変わるのです。
✖お金・時間・労力が必要
とはいえ、5点を獲得するには、それなりの行動が必要です。
以下が詳細です。
・講習の費用:1万5千円~2万円
・講習にかかる時間:約2ヶ月
・講習を受けるのに必要な労力:宅建業で働く
ここまでやって5点獲得です。
なんとも言えないラインですよね。
お得かどうかは個人差がある
「たった2万円で5点が買えるなら安い!」
「2ヶ月で合格率が20%になるとか最高!」
「楽勝じゃん!!」
と思う人も居れば、
「コスパ悪っ。5点分自分で勉強します。」
「講習受けに行く時間なんて作れないよ」
「高っ!!」
と思う人も居ると思うので、
お得かどうかはホント人それぞれだと思います。
3.ぶっちゃけ5点免除は不要
わざわざ取りに行かなくて良い

とはいえ、「5点免除なし」で合格した身からすれば、5点免除は不要だと思います。
もちろん、講習を取りに行く環境が既に整っているなら受けても良いです。でも、わざわざ条件を揃えてまで、講習を受けに行く必要はないと思っています。
その理由は3つあります。
①免除になる問題が簡単
②大変さが5点に見合わない
③5点=2万円は高い
1つずつぶっちゃけていきます。
①免除になる問題が簡単
5点免除は、問45~問50までが免除になります。
ですが、実はその5問は簡単問題なんです。
僕が利用したフォーサイトでは、試験は「後ろ(問50)から、前向きに解きましょう」と言ってました。それは、”後半の方が簡単だから、時間のある内に確実にゲットしておけ。”というメッセージです。
だから、「別に免除にならなくても、どうせ正確できるような問題だしなぁ。」と思う訳です。
②大変さが5点に見合わない
先でも説明した通り、講習を受けるためには、「①お金を積む②時間を費やす③実際に働く」となかなか大変です。
それに、「講習といっても、勉強したり試験を受けたりするなら一緒じゃん。自分で勉強すれば良いじゃん。」と思ってしまいます。
確かに1点をバカにしてはいけませんが、5点に見合った行動なのかと言われたら正直NOです。
あと、辛口なことを言えば、合格する人って、5点免除なくても合格すると思うんです。実際、不動産やに勤めている知り合いは、5点免除があったのに惜しくもなんともなかったです。
5点免除というのが「心の余裕」ではなく、「気の緩み」になるぐらいならむしろ邪魔かなと。
③5点=2万円は高い
正直、5点のために2万円を払うのは「高いな」と思います
というのも、僕は3万円ほどで40点を獲得したからです。
5点免除を利用する場合
・2万円で5点を買う
・残り30点ほどに10~20万円
通常これぐらいかかると思います。
でも、
5点免除を利用しなかった僕の場合
・40点を実質3万円ぐらい
でゲットしました。なぜそんなに安いのかというと、使用後の教材を売ったからです。
フォーサイトの教材は、どれだけメモ書きが酷くても高値で売れるのです。それだけ高品質という訳です。
「正しい勉強」をすればバカでも余裕合格できる

宅建は正しい勉強法をすれば、1発で余裕で合格できます。5点免除は必要ないのです。
決して僕の頭が良い訳ではありません。その辺の話は下記でしてます。良かったらごらんください。
まとめ
・宅建には5点免除という裏技がある
・ただ、コスパは悪い
・5点免除せずとも正しい勉強法をすれば受かる